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【第55回】生態生薬研究会

生態生薬学 総括《前編》

夏の暑さがまだ残る10月。日差しが厳しい中でも新規のご参加を頂き、今月の生態生薬研究会も元氣に開催致しました。


今回の講義内容は生態生薬学の総括(前編)です。先ずは笠井先生の体験談を基に、皮膚蒸泄の重要性をお話頂きました。

「皮膚蒸泄が滞ったら血管の中に血熱が籠もります。心臓に集まった血熱を肺から抜くのに六神丸とか救命丸といった心臓の薬を使うわけです」

皮膚蒸泄の重要性に続き生態生薬学の創設に思い至るキッカケとなった生薬、半夏についてを講義頂きました。

「お日様にカンカン照らされて地面はもの凄い熱さになっています。この熱を半夏は、どの様に処理しているのだろうと思いました。普通みなさんなら、どう考えますか。閉鎖性代謝生物と開放性代謝生物という言葉を聞いた事があると思います。人間で考えたら、心臓から血液・体液を巡らせて、ほぼ全部が戻って来るのが閉鎖性代謝生物です。要するに脈管が閉じているから外に漏れない訳です。だけど植物というのは全身に葉っぱがあり、気孔がありますね。開いている為、送り出したらそのまま全部出ていってしまう。こういうのを開放性代謝生物と言います。植物というのは葉っぱが開いていますからね。そこから熱を逃しているのだな、という事が分かった訳です。当たり前の事なんですけどね」

理科や化学のトピックも大いに盛り込んだ先生の講義。この後も興味深いお話は続いていきます!


後半の講義では胃で起こる症状解説から始まりました。

「全身から熱が胃袋に回ると何が起こるか。熱というのは自然の摂理で上がっていきます。だから胃の口(噴門部)部分に熱が集まって来ます。噴門部が、他の箇所に比べて3~4倍も濃度が濃い為、焼肉を想像して頂くと分かると思いますが……」

身近な事柄を例に交えた笠井先生の講義。

ユニークで面白く分かり易い講義に、初めての御参加者様にも楽しんで頂けたのではないでしょうか。

生態生薬研究会は1月と8月以外の毎月、第2の日曜日に開催しております。初めてのご参加でも無理がなく聴講頂ける内容になっております。少しでもご興味を持って頂けたのなら是非ご参加下さい!


《関連リンク》
笹塚薬局
研究会に参加できなかった方に朗報!
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ご都合により参加できなかった方やもう一度講演を聞きたい方は是非ご購入下さい。
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