生態生薬学 総括《中編》
今年最初の生態生薬研究会を2月18日に開催致しました。会場都合により平素の第2日曜日ではなく、今回は第3日曜日の開催となりました。
毎年2月は研究会の後、イタリアンレストランでの新年会も行っております。笠井先生の楽しい講義と美味しいお料理もあった為、この日の生態生薬研究会も沢山の方々から御参加を頂けました。
先生の講義は“栄気”と“衛気”の説明から始まりました。
「栄気と衛気。栄気が陰、衛気が陽であると皆さん習っていると思います。これだけで分かりますか。色々な方が色々な説明をされている事と思います。だから分からなくなってしまう。（私自身も）昔、勉強した時に分かっていませんでした。自分で段々と勉強し、解字を学ぶようになりました」
解字から栄気と衛気を紐解いていく笠井先生。その後の講義では霍乱病解説やコラーゲンの重要性、生態生薬学の見地から考察する冬虫夏草など、本研究会でしか聞けないお話が数多く飛び出しました。
研究会後は場所をレストランに移して新年会を行いました。神田界隈で一番人気を誇るイタリアンレストランの『キッチン・イシガキ』さん。イシガキさんの美味しいイタリアンに、今年も参加者皆様の舌鼓が鳴り響いておりました!
研究会に勝るとも劣らぬ熱気を帯びた新年会は予定時間をオーバーするほど大いに盛り上がりました。
生態生薬研究会は1月と8月以外の毎月、第2の日曜日に開催しております。初めてのご参加でも無理がなく聴講頂ける内容になっております。少しでもご興味を持って頂けたのなら是非ご参加下さい!
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