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【第27回】生態生薬研究会

複合疾患・うつ病の適応処方

台風が近づくなかでも、何とか天気に恵まれた研究会当日。今回が初参加の先生も加わり、多くの先生方のエネルギーに満ちた研究会となりました。
現代社会において問題視されている心の病気、“うつ病”をテーマにお話を頂きました。


漢字から捉えるうつとそう
「アドレナリンやセロトニン等の神経伝達が悪いから気分が優れない、という程度にしか考えていない西洋医学」と語る笠井先生。しかし漢方でのうつ病の考え方は全然違うという説明から始めて頂きました。
漢字で書く“鬱”と“欝”。象形文字である漢字からうつの特徴を紐解き、生態生薬研究会ならではの解釈を展開する笠井先生。書けない漢字の代表的なうつも、今日の笠井先生の講義を聴いた先生方なら迷わず書けるようになったのではないでしょうか。

うつ患者さんに訊かなければいけないキーワード
「本当にうつかどうかを確認する為に、昔こんな事はなかったのか?尋ねなさい」と話す笠井先生。こんな事と語るキーワードには消化器疾患や呼吸器疾患等がありました。うつ病とは結び付かないと思われる症状にこそ改善のヒントが隠れています。今回の講義によって、うつ病の捉え方が大きく変わった先生方も多かったのではないでしょうか。


途中、休憩を挟み後半はうつ病の処方選定の解説にあたり、皮膚蒸泄の復習からお話し頂きました。

体内の水分と熱分が皮膚から1:1で放出されている状態こそ正常
正常である皮膚蒸泄をベースとし、先ずは桂枝湯証を解説頂きました。お店に実際に来られた喘息患者さんの例を先ず挙げて具体的に証を解説して頂いた笠井先生。患者さんは咳止めを使って喘息を治そうとしていた事に対して『人間は生きている限り熱を作り続ける。代謝により産生され、肺に集まった熱(喘息)を止めようとする事は無意味である』と断言する笠井先生の言葉に、多くの先生方が頷いていました。
止めるという考えではなく、流れを正し体内循環の改善を心掛けましょう。

司天と在泉
気候や気象条件によって病気は引き起こり、その事を2000年前から気付いていた古代中国人。皮膚蒸泄に大きく関係のある気温と湿度の概念が司天(天の気)と在泉(地の気)という言葉で著されている。『何故こういった事を大昔から知っていたのか、とても不思議だ』と話す笠井先生が印象的でした。

桂枝湯証からお話し頂き、うつ病に繋がる四逆湯証までを今回はしっかり説明頂きました。
今回の証を踏まえた上、次回はいよいよ処方選定についての解説です。
うつ病の理解を深める為にも、PART2の次回も是非ご参加下さい!


《関連リンク》
笹塚薬局
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