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【第33回】生態生薬研究会

東京都薬用植物園観察会

5月は恒例の生態生薬研究会野外研修の回です。

今年の目的地は東京都小平市にある『東京都薬用植物園』です。

毎年5月は快晴に恵まれてきた本研究会の野外研修。前日は曇り空の予報でしたが、初夏の様な暑い一日で当日を迎える事が出来ました!


園内観察を始める前に、先ずは記念の集合写真をパシャリ!

毎月の研究会を楽しみにして頂いている先生方に加え、この日が初参加となる先生にもお越し頂けました。抜ける様な青空に対してギラギラした太陽光を和らげようと、多くの先生が帽子をお召しになっておりました。


記念写真を撮り終えて、いよいよ植物園観察の始まりです。集合写真を撮った直ぐ後ろには、牡丹の木が植えられておりました。実際の牡丹を観察し、生態生薬研究会でしか聴けないお話を展開していく笠井先生。

『牡丹が育つ環境から考えて人間に置き換えると、食べ過ぎでお血傾向の人に使う生薬という事が分かってきます』

牡丹から始まって芍薬、ウコン・ガジュツのショウガ科植物、黄金花、カワラヨモギ、菊……

きちんと整備された園内には、とても沢山の生薬がきれいに栽培されておりました。一眼レフカメラを持った入園者も多く、植物好きにはたまらない場所だったのではないでしょうか。


あっという間に正午を過ぎ、気付けば時刻は13時前。生薬地区だけでも語り尽くせないボリュームのなか、強烈な太陽光で皆様ちょっとバテ気味に。体力回復のため、途中で小休憩を取りました。

園内には藤棚の木陰や木々に囲まれたベンチ等、自然の恩恵を利用したお休み処がたくさんあります。

気持ち良い風に吹かれてリフレッシュをした後は、今回ご参加の先生に一つリクエストを!

健康体操を実践されているのでインストラクター役をお願いし、ランチ前に乳酸の溜まった体をしっかりとほぐして頂きました。


昼食まで後30分。前半パートは最後、木々に関する生薬の解説です。

『昔は、灌木での仕切りはなく木々に直に触れた』と話す笠井先生。今は、少し距離を置く形となっていますが、先ずはシナモンからお話を再開して頂きました。
シナモンと言えば、来月に弊社から発売される香辛料商品の主原料です!

『ニッケイの特徴は見て頂いて分かる通り、葉っぱが平行脈なんです。百合とか葉っぱのスーっとした植物は単子葉植物で平行脈だけど、ニッケイの様な大きな木になると平行脈じゃなくて網状脈になり双子葉植物の特徴を示す様になります。ニッケイは例外的で、平行脈を持った木という点から進化程度が低い事を表しています』

葉っぱ一枚でも深く広く話が展開していく生態生薬研究会の野外研修。シナモンの後も山査子、あんず、桑……と解説頂きました。30分と言えど、濃厚な講義時間を皆様体験しておりました。


11時の集合から2時間30分の講義を経て、お楽しみのランチタイムへ!

お座敷の大部屋を貸し切り和やかな雰囲気のなか、皆様お食事に舌鼓を打っておりました。

植物園では歩き通しだった事もあり、昼食は格別な味になったと思います。和食メニューが豊富なレストランなので、お腹も心も満足して頂けたのではないでしょうか。


後半は生薬地区から場所を変え、ケシの試験区や森林エリア・温室等を見学しました。栽培が禁止されているケシ。しかも満開期だったケシ畑を見て、感動を覚えた先生もいらっしゃいました。

真昼に比べて暑さが和らいだ事もあり、力強い足取りで森林散策をする先生方の姿が印象的でした。

最後は温室地区の観察です。日本では滅多にお目にかかれない植物の数々に、多くの先生方が写真を撮っておりました。

総勢27名のご参加を頂けた四回目の野外研修。一般の方や今回初参加の先生、更に植物園にたまたま来園していた方も講義に加わり賑やかな野外研修となりました!

熱射病や日射病などのアクシデントもなく無事に終了を迎えられた事に、笠井先生を始めご参加頂いた先生方に深く感謝致します。今年も皆様お疲れ様でした!!


《関連リンク》
笹塚薬局
東京都薬用植物園
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