生態生薬学における瘧病編 Part2

第82回の生態生薬研究会はZOOMリモート講義にて開催いたしました。

講義の前半は金匱要略の瘧病編の考え方と処方解説です。3回目となりましたので瘧病の総集編となりました。

後半は瘧病編の中で他の病症の適応処方が紹介されていたことを受けて、証別の皮膚蒸泄の解説を改めて講義していただきました。
重要なのは証だけを見るのではなく、身体全体の症状から適応する処方を考えていくこととお話ししていただきました。瘧病でも皮膚蒸泄の状態によって適応する処方が他の病症と同じという事もあるのです。

生態生薬研究会では教本として「生薬単」と「傷寒雑病論」を使っています。
下記関連リンクサイトから購入が可能ですのでご利用ください。
生態生薬研究会は初めてのご参加でも楽しく聴講頂ける内容になっております。ご興味が御座いましたら是非一度、生態生薬研究会へお越し下さい!

《関連リンク》

笹塚薬局

傷寒雑病論（たにぐち書店）

生薬単（丸善雄松堂）