生態生薬学における瘧病編
第80回の生態生薬研究会もDVD販売のみのセミナーで、ユピックスの社内で講義していただきました。
今回はDVD撮影講義を3名様だけ観覧視聴していただきました。コロナ対策としてアクリル板やフェイスシールドなどを準備しての聴講となりました。
講義の前半は前回の百合病狐惑陰陽毒病編の復習をしていただきました。百合の根が毒を持っているのに生薬としてなぜ使うのか、どのように使われるのかがよくわかりました。
後半は『生態生薬学における瘧病編』です。
金匱要略の瘧病編について生態生薬学的なアプローチで解説していただきました。
瘧病の考え方を解字して解説していただき、どのような病気でどのような症状が起きているのかを説明していただきます。
適応処方では鼈甲煎丸に使われている生薬の烏扇を使ったお菓子をいただきながら詳しく解説していただきました。
休憩をはさんで最後にコラーゲンの重要性について説明していただきました。乾癬の症状をプリンを使って独特な解説をしていただき、とても面白かったのではないでしょうか。
生態生薬研究会では教本として「生薬単」と「傷寒雑病論」を使っています。
下記関連リンクサイトから購入が可能ですのでご利用ください。
生態生薬研究会は初めてのご参加でも楽しく聴講頂ける内容になっております。ご興味が御座いましたら是非一度、生態生薬研究会へお越し下さい!
- 《関連リンク》
- 笹塚薬局
- 傷寒雑病論(たにぐち書店)
- 生薬単(丸善雄松堂)