株式会社ユピックス


【第35回】生態生薬研究会

生態生薬学における太陽病中編

ずっと雨空が続いていた7月。生態生薬研究会に参加して頂ける方々は皆様、晴れ男・女なのでしょう!今迄の鬱陶しい天気が嘘の様に晴れ、今回も快晴を迎えての研究会開催となりました!!


講演を始めて頂く前に。1年間、休まず生態生薬研究会に出席された皆勤者様を表彰致しました。今年の皆勤者様は昨年も休まず参加頂いた薬局の先生です。生態生薬研究会を強く支持して頂いた先生に今回も、ささやかなお祝いの品を贈らさせて頂きました。

次回の研究会は再来月、9月となります。皆勤賞を視野に入れつつ、改めて生態生薬研究会にご参加下さい!


今月のテーマは、4月に講演頂いた太陽病上編の続きとなる太陽病中編です。前半の講義パートでは葛根湯と麻黄湯について解説頂きました。

「ここで一つ言っておきたい事で。葛根は、お日様の当たるところにしか生えません。これが決定的な特徴です。同じツル性植物の防已は日の当たるところを好まず、少し中に入った場所に生えます。
それからもう一つ、日の当たるところを積極的に好むものに瓜呂根があります。瓜呂根と葛根湯、実は非常に近い植物なんです」

葛根湯の性質を瓜呂根と比較しながら、主成分であるデンプンの大切さを先ずはしっかりお話頂きました。


後半パートは恒例となった接客ロールプレイングです。相談役を務めて頂いたのは皆勤賞を受賞された先生です。

事前にお書き頂いた問診票の情報から、原因は水毒にあると語る笠井先生。皮膚と胸脇の状態を調べ、組み立てた処方とは。

答えが気になった方はDVDを是非ご覧下さい!


《関連リンク》
笹塚薬局

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