生態生薬学における痙湿暍病編 Part2
令和元年最後の研究会が12月8日に開催されました。
前半は整体生薬学の基本である皮膚蒸泄の重要性についてのおさらいをしてから、前回から始まった金匱要略の痙湿暍病編の考え方について復習です。
実は「痙病」「湿病」「暍(エツ)病」はそれぞれ傷寒論中でも出てきていました。金匱要略に入って再度出てくる意味を参加された皆様はしっかりと理解されたのではないでしょうか。
後半は痙湿暍病の適応処方の解説をしていただきました。「括蔞(カロ)桂枝湯」「葛根湯」「大承気湯」「麻黄加朮湯」「麻黄杏仁薏苡(ヨクイ)甘草湯」の5処方までとなりましたが、傷寒論太陽病でも見受けられた処方もあり、良い復習にもなったと思います。
次回はこの続きの処方解説をしていただく予定です。
今回は2019年の整体生薬研究会の皆勤賞の表彰もさせていただきました。今年は3名様が皆勤賞となりました。写真は左から山本先生、(笠井先生)、斎藤先生、塚本先生です。
おめでとうございます!そしていつもご参加いただきありがとうございます。
ちなみに今回の景品はシュパットリュックでした。
そして、12月の研究会はもはや恒例になった「ユピックスからのささやかなクリスマスプレゼント」を参加者全員にお配りいたしました。
今年は「らてまる」という猫の顔をしたマシュマロをプレゼントさせていただきました。お家に持って帰られてから、コーヒーや紅茶に浮かべて愛でていただけたのであれば幸いです。
生態生薬研究会では教本として「生薬単」と「傷寒雑病論」を使っていますので、ご持参ください。
下記関連リンクサイトから購入が可能ですのでご利用ください。
生態生薬研究会は初めてのご参加でも楽しく聴講頂ける内容になっております。ご興味が御座いましたら是非一度、生態生薬研究会へお越し下さい!
- 《関連リンク》
- 笹塚薬局
- 傷寒雑病論(たにぐち書店)
- 生薬単(丸善雄松堂)