株式会社ユピックス


【第30回】生態生薬研究会

医学書の歴史と病症体質の変移

2月8日の日曜日、平成27年最初の研究会を開催致しました。昨年2月の研究会は大雪で残念ながら中止。

2月の研究会としては2年振りの開催となりましたが、新年最初の研究会にも多くの先生方にご参加頂きました。


年明け最初の研究会は新年会も兼ねて毎年イタリアンレストランを貸し切って行います。天気予報では丸一日雨模様。しかし開始時刻ではまだ曇り空だった事も幸いし、当日は出席表明を頂いた先生全員にご参加頂けました!

新年最初の研究会は『医学書の歴史と病症体質の変移』をテーマにお話し頂きました。

本題に入る前に笠井先生から衝撃的な告白がありました。

「実は私、年末年始にお恥ずかしい事ながら一週間入院しておりまして……」

皆様の勉強になればという思いから病気発症から入院生活の模様を事細かに話す笠井先生。聞き逃す事の出来ない貴重なお話がたくさん出て来ておりました!

衝撃告白の後、前半は本日のテーマである医学書の歴史と病症体質の変移のお話です。康治本傷寒論と宋版傷寒論の処方を比較しつつ、生態生薬研究会ならではの見解を交え歴史を紐解いて頂きました。

時代と共に変わっていったヒトの病態。色々な発見がこの日の講義にはあったのではないでしょうか。


この日の研究会は内容盛り沢山!

後半で、前回好評だった生薬解説と接客ロールプレイングを行いました。生薬解説はオリーブとスダチ。前回話しきれなかったサザンカの解説もして頂き、とても内容の濃い生薬解説となりました。


そして接客ロールプレイングでは“笠井先生に診て欲しい!”と志願頂いた女性にご協力頂きました。様々なテクニックと雑談を駆使して相談役女性を診ていく笠井先生。

どんな話が繰り広げられたのか。気になる方は、研究会内容を漏らす事なく撮影したDVDを是非お買い求め下さい。


《関連リンク》
笹塚薬局

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