生態生薬学における痰飲咳嗽病編 Part2
第103回の生態生薬研究会は会場とZOOMリモート講義の同時開催をいたしました。
前半は痰飲咳嗽病編とも関わるコラーゲンの重要性について解説をしていただきました。
水分代謝の話や症例なども交えてのコラーゲンの講義となりました。
初めて参加する方のために、生態生薬学の基本である皮膚蒸泄の説明もしていただきました。
後半は痰飲咳嗽病編の考え方の復習と処方解説をしていただきました。
講義の中では厚労省が生姜の量を減らしてしまったり、乾姜の代わりに生姜を使っている処方があるため、思ったように効果が現れないこともあると注意がありました。
処方と同じ生薬が規定量使われているかチェックしないといけないのかもしれません。
生態生薬研究会では教本として「生薬単」と「傷寒雑病論」を使っています。
下記関連リンクサイトから購入が可能ですのでご利用ください。
生態生薬研究会は初めてのご参加でも楽しく聴講頂ける内容になっております。ご興味が御座いましたら是非一度、生態生薬研究会へお越し下さい!
- 《関連リンク》
- 笹塚薬局
- 傷寒雑病論(たにぐち書店)
- 生薬単(丸善雄松堂)