生態生薬学における中風歴節病編 Part3
第85回の生態生薬研究会はZOOMリモート講義にて開催いたしました。
3ヶ月ぶりに、開催することができました。開催を心待ちにしていた方々、大変おまたせ致しました。講義の前半は中風歴節病の考え方の復習と、適応処方についての解説です。
後半は、皮膚蒸泄の理論と、適応処方に含まれる生薬の持つ特徴を生育環境や、含有成分の役割を照らし合わせて、なぜ処方の中に加えられているかを解説いただきました。
また、牡蛎や石膏などのミネラル成分が代謝熱処理に重要な働きをする理由も合わせて解説いただきました。
次回は血痺虚労病編に入ります。
生態生薬研究会では教本として「生薬単」と「傷寒雑病論」を使っています。
下記関連リンクサイトから購入が可能ですのでご利用ください。
生態生薬研究会は初めてのご参加でも楽しく聴講頂ける内容になっております。ご興味が御座いましたら是非一度、生態生薬研究会へお越し下さい!
- 《関連リンク》
- 笹塚薬局
- 傷寒雑病論(たにぐち書店)
- 生薬単(丸善雄松堂)