生態生薬学における中風歴節病編
第83回の生態生薬研究会はZOOMリモート講義にて開催いたしました。
講義の前半は熱代謝の総まとめでした。
笠井先生の作られたオリジナル血管図を使って、正常な状態の熱代謝がどのように行われているのかを説明していただき。そこから桂枝湯証、葛根湯証、柴胡証などの各証によって熱代謝の滞りがどのように起こっているのか詳しく解説していただきました。
後半は中風歴節病の考え方と適応処方についての解説です。
時間がなかったので、今回の適応処方は「侯氏黒散」だけとなりましたが、処方に使われている生薬を一つ一つ丁寧に説明していただきました。処方解説の続きは次回の生態生薬研究会へ持ち越しとなります。
生態生薬研究会では教本として「生薬単」と「傷寒雑病論」を使っています。
下記関連リンクサイトから購入が可能ですのでご利用ください。
生態生薬研究会は初めてのご参加でも楽しく聴講頂ける内容になっております。ご興味が御座いましたら是非一度、生態生薬研究会へお越し下さい!
- 《関連リンク》
- 笹塚薬局
- 傷寒雑病論(たにぐち書店)
- 生薬単(丸善雄松堂)