株式会社ユピックス


【第73回】生態生薬研究会

生態生薬学における霍乱病編

8月はお盆でお休みをいただき、2カ月ぶりの研究会となりました。当日は台風15号が接近する中でしたが、研究会中は大きく天候も崩れることなく開催されました。


今回の霍乱病編は傷寒論では六病位の後に掲載されているため、他の漢方研究会では省略されがちですが、笠井先生は霍乱病こそ傷寒論では一番コアなことが書かれていると仰っています。
霍乱病の定義を説明するにあたり、最初に「霍乱」の文字を解字していきます。その後、代表的な症状を踏まえて、適応処方である「四逆加人参湯」「理中丸」がどのように働くかを解説していただきました。


後半は霍乱病の処方解説は「通脈四逆加猪胆汁湯」をしていただきました。
その後、笠井先生のお店にいらっしゃったお客様の症例から病気の原因についてのお話がありました。「熱」「CO2」「コラーゲン」が重要なキーワードとして挙げられていました。お聞き逃しになられた方は是非DVDをご覧ください。


生態生薬研究会では教本として「生薬単」と「傷寒雑病論」を使っていますので、ご持参ください。
下記関連リンクサイトから購入が可能ですのでご利用ください。
生態生薬研究会は初めてのご参加でも楽しく聴講頂ける内容になっております。ご興味が御座いましたら是非一度、生態生薬研究会へお越し下さい!

《関連リンク》
笹塚薬局
傷寒雑病論(たにぐち書店)
生薬単(丸善雄松堂)

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