生態生薬学における少陽病編
つい最近まで暖かい日が続いていたのですが、12月9日は冬本来の冷え込みとなり、寒い朝を迎えましたが今年最後の第66回生態生薬研究会が開催されました。
今回は少陽病編という事で、皮膚蒸泄が低下し皮下で放熱できない代謝熱が停滞して起こる、いわゆる柴胡証の病理を解説いただきました。弦脈と往来寒熱の原因と因果関係、不定愁訴、胸脇苦満を訴える方の代謝熱(血熱)の処理法、解決策として柴胡剤の使用についての処方上の特徴と、注意すべき点を詳しく解説いただきました。具体的に柴胡、黄芩、半夏の生薬の特徴や、組み合わせる生薬の薬効を活かした使い方、処方の似ている小柴胡湯と、半夏瀉心湯の使い分け方、乾姜と生姜それぞれの持つ薬効の果たす目的を理解することで、処方されている理由を学びました。詳細につきましては是非DVDを御覧ください。
休憩時間の間に、今年一年の生体生薬研究会に全て参加頂いた、ヘルシーやまとやの齋藤先生、旭薬局の山本先生、二人の先生に感謝を込めて皆勤賞を贈らさせていただきました。今回皆勤賞のプレゼントとして選んだのは、
「ものづくりの街・燕三条で誕生した、世界が絶賛する匠の爪切り」【SUWADA】のネイルクリッパーです。
見た目も美しい機能の一つ、日本が世界に誇る逸品です。末永くご愛用いただければ幸いです。いろんな状況がある中でお二人の先生に全ての研究会に参加頂いたことは、本当に感謝いたします。これからも、どうぞ生体生薬研究会をお引き立て下さいますよう、お願い申し上げます。
今回は12月ということで、お知らせした通りクリスマスプレゼントをお渡しさせていただきました。社員全員で相応しいプレゼント探しに、かなりの時間を費やしました。もちろん味にも拘りたかったので、候補となる商品を集めた段階で大試食会を経て選ばれたものです。喜んでいただたでしょうか?評価が気になります。
次回の開催はは2月を予定しております。例年通り新年会も開催する予定です。今年、惜しくも皆勤賞を逃された先生、新たに目指していただく先生、新年一回目の研究会には多くの先生方のご参加を期待しております!
生態生薬研究会は初めてのご参加でも楽しく聴講頂ける内容になっております。ご興味が御座いましたら是非一度、生態生薬研究会へお越し下さい!
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